2月1日から提供開始となったUQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」。新料金プランということもあって注目している、気になっている方も多いのではないでしょうか?
そんな方のために本記事では、
- UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」と旧料金プラン「スマホプラン」の違い
- くりこしプランのメリット・デメリット
をわかりやすく解説します。
UQ mobileのくりこしプラン +5Gとくりこしプランの違いやメリット・デメリットを徹底解説
くりこしプランとスマホプランの違いを比較
まずはくりこしプランとスマホプランの違いを比較していきます。
【新料金プラン】 | くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL |
月額料金 | 1,480円(税込1,628円) | 2,480円(税込2,728円) | 3,480円(税込3,828円) |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
データ容量超過時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
家族割 | なし | なし | なし |
通話オプション | ◯ | ◯ | ◯ |
【旧料金プラン】 | スマホプランS | スマホプランR |
月額料金 | 1,980円(税込2,178円 | 2,980円(税込3,278円) |
月間データ容量 | 3GB | 10GB |
データ容量超過時の通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps |
家族割 | 2回線目以降の基本料毎月500円(税込550円)割引 | 2回線目以降の基本料毎月500円(税込550円)割引 |
通話オプション | ◯ | ◯ |
くりこしプランでは3プランに
旧プランでは3GBのスマホプランSと10GBのスマホプランRの2プランでしたが、新プランでは3GBのくりこしプランS、15GBのくりこしプランM、25GBのくりこしプランLの3プランになり、あんまりデータ容量を使わないユーザーからそれなりに使うユーザーまで幅広く対応できるようになっています。
くりこしプランの方が月額料金が安い
くりこしプランは、すべてのプランにおいてスマホプランよりも安いです。
たとえばくりこしプランSはスマホプランSとデータ容量は同じですが、価格は安くなっています。
スマホプランRは10GBで2,980円(税込3,278円)でしたが、くりこしプランMだと15GBで2,480円(税込2,728円)になっており、データ容量が増えてさらに料金が安くなっています。
くりこしプラン | スマホプラン | |
3GB | 1,480円(税込1,628円) | 1,980円(税込2,178円 |
10GB | – | 2,980円(税込3,278円) |
15GB | 2,480円(税込2,728円) | – |
25GB | 3,480円(税込3,828円) | – |
くりこしプランは家族割がなしに
くりこしプランは「複雑な割引条件がないシンプルな料金で、ひとりでもおトクにご利用いただくこと」をコンセプトにした料金プランとなっており、元の料金が安くなって家族割がなくなっています。
通話オプションはそのまま
くりこしプランになっても通話オプションはそのまま。
月額500円(税込550円)で最大60分/月の国内通話が定額になる「通信パック(60分/月)」、月額700円(税込770円)で国内通話が10分かけ放題になる「かけ放題(10分/回)」、月額1700円(税込1,870円)で国内通話がかけ放題になる「かけ放題(24時間いつでも)」の3つ用意されており、必要に応じてつけることができます。
データの繰り越しや節約モードもあり
くりこしプランになっても余ったデータの繰り越しや節約モードを利用できるのは変わりません。
くりこしプランのデメリット
私が思うくりこしプランのデメリットは以下のとおり。
- 家族割やギガMAX月割がない
- LINEの年齢認証ができない
デメリット①:家族割やギガMAX月割がない
くりこしプランには、スマホプランにあった家族割やギガMAX月割がありません。
ただ、くりこしプランは料金がシンプルで安くなったことで、家族割などがあったときの料金と変わらない料金になっているため、これは別に大したデメリットにはなりません。
デメリット②:LINEの年齢認証ができない
これはくりこしプランのというよりかはUQモバイルのデメリットになりますが、LINEアプリの年齢認証には対応していません。
どうしてもLINEアプリの年齢認証が必要だという方にとってはデメリットになります。
くりこしプランのメリット
私が思うくりこしプランのメリットは以下のとおり。
- 一人でも利用しやすくなった
- 通話オプションを追加できる
- auのサブブランドだからデータ通信速度が早く快適
- データ容量の繰り越しができる
- 節約モードを使ってデータ容量の消費をコントールできる
- でんきセット割を適用できれば月額料金がさらに安くなる
メリット①:一人でも利用しやすくなった
複雑な割引条件がないシンプルな料金プランになったことで、家族割などの割引を意識することなく、一人でも利用しやすくなったのはくりこしプランのメリットです。
メリット②:通話オプションを追加できる
くりこしプランは必要応じて、通話オプションを追加できます。
月額500円(税込550円)で最大60分/月の国内通話が定額になる「通信パック(60分/月)」、月額700円(税込770円)で国内通話が10分かけ放題になる「かけ放題(10分/回)」、月額1700円(税込1,870円)で国内通話がかけ放題になる「かけ放題(24時間いつでも)」の3つから選ぶことができます。
メリット③:auのサブブランドだからデータ通信速度が早く快適
UQモバイルはauのサブブランドということもあり、格安SIMの中でもデータ通信速度が非常に早く安定しており、ネットを快適に利用できます。
格安SIMはお昼の時間や夜の時間に通信速度が遅くなってストレスになることが多いですが、UQモバイルはほとんどストレスを感じることなくネットを楽しむことができます。それはくりこしプランになってももちろん変わりません。
私は以前IIJmioを利用していたのですが、お昼の時間になると通信速度が落ちてしまって結構ストレスを感じていました。
しかしUQモバイルに乗り換えたことでそれが解消しました。
ちなみにお昼の時間帯にスピードテストしてみた結果はこんな感じです。
メリット④:データ容量の繰り越しができる
くりこしプランは前月に余ったデータ容量を翌月に繰越できます。
データ容量をうまく節約しながら使うことで、データ容量が3GBのくりこしプランSでも、毎月4GBとか5GBを使えるような状態を維持しながら使うことも可能です。
繰り越しができない格安SIMもあったりするので、前月分の残りを無駄にすることなく使えるのは、大きなメリットです。
メリット⑤:節約モードを使ってデータ容量の消費をコントロールできる
UQモバイルは「UQ mobile ポータルアプリ」を利用することで、ワンタップでデータ容量を消費する「高速モード」とデータ容量を消費しない「節約モード」を切り替えながら使うことができます。
なので、使う場面によって「高速モード」と「節約モード」を切り替えることで、データ消費を自分である程度コントロールしながら使うことができます。
メリット⑥:でんきセット割を適用できれば月額料金がさらに安くなる
2021年6月10日からスタートしているUQでんき・auでんきの契約者または契約者の家族が、専用サイトから申し込むことで、UQ mobile(UQモバイル)月額料金が申し込み翌月から割引される「でんきセット割」を適用することができれば月額料金をさらに安くすることが可能です。
くりこしプランのデメリットに家族割がないことを上げていますが、でんきセット割を適用することができればそのデメリットを無くすことができます。
また、でんきセット割は家族割と違って一人でも利用可能なところもメリットです。
くりこしプランS | くりこしプランM | くりこしプランL | |
月額料金 (割引適用前) | 1,628円(税込) | 2,728円(税込) | 3,828円(税込) |
月額料金(でんきセット割適用後) | 990円(税込) | 2,090円(税込) | 2,970円(税込) |
くりこしプランまとめ:シンプルで使いやすくなったUQモバイルの新料金プラン
本記事では
- UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」と旧料金プラン「スマホプラン」の違い
- くりこしプランのメリット・デメリット
を解説しました。
新料金プラン「くりこしプラン」は、旧料金プランよりもシンプルで安くなり、一人でも使いやすいプランになっているので、自分に合ったプランを選んでみてください。