日本テレビ放送網、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビジョンの在京民間放送局5社は、総務省が野村総合研究所に委託した調査研究において、各局の番組をインターネットで同時配信する技術実証を実施することを発表しました。
在京民間放送局5社それぞれが放送番組を同時に「TVer」でインターネット配信
今回行われる実証実験では、視聴者の利便性向上や放送の価値の維持・向上を目的に、在京民間放送局5社それぞれが放送番組を同時にインターネット配信し技術的な検証を行うとのことです。
なお、在京民間放送局5社による同時配信の実証実験は、今回が初めてというわけではなく、今年６～７月に開催された「2018 FIFA ワールドカップ ロシア」で行われており、今回で2回目になります。
在京民間放送局5社による配信実験番組
- 日本テレビ 「レスリング全日本選手権」12/23 放送
- テレビ朝日 「女子サッカーなでしこジャパン国際親善試合」11/11 放送
- TBS テレビ 「2018 世界バレー女子大会」9/29～10/20 放送（予定）
- テレビ東京 「ワールドビジネスサテライト」「青春高校３年Ｃ組」2019/1/21～2/1 放送分（予定）
- フジテレビ 「みんなの KEIBA」11/25、12/23 放送 ※関西テレビが同時間帯に主に西日本で放送する「競馬 BEAT」との合同実験
※配信番組及び日程は、予告なく変更されることがあります
テレビ視聴データに関する技術実証も実施
また、今回の取り組みでは、テレビ視聴データに関する技術実証も実施されます。
同時配信サービスの視聴データと、インターネット結線テレビ経由で取得した地上波テレビ放送の視聴データを収集し、視聴者の利便性向上や放送コンテンツ制作への活用を目指して、5局で集約して分析するとのことです。
