auのオンライン専用料金プラン「povo1.0」。自分のスタイルに応じてオプションを追加するトッピング形式が特徴です。
本記事では、「povo1.0」とはどんなプランなのか?ということやメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
povo1.0とは?
「povo1.0」はオンライン型携帯電話事業に幅広い知見と実績を有するCircles Asiaと協業して展開する新料金ブランド。シンプルで柔軟性の高いプラン設計をコンセプトとしています。
povo1.0の月額料金やプラン内容
料金は月間データ容量20GBで月額2,480円(税込2728円)。
月間データ容量20GB超過時は最大1Mbpsで利用可能。追加トッピングで、24時間200円(税込220円)で24時間データ通信が使い放題となる「データ使い放題 24時間」を月に何度でも利用可能です。
通話は20円(税込22円)/30秒。NTTドコモのahamoと違って5分以内通話かけ放題がプランに組み込まれていません。追加トッピングで、月500円(税込550円)で「5分以内通話かけ放題」、月1,500円(税込1,650円)で「通話かけ放題」が利用可能です。
povo1.0の対応機種は?
iPhoneは最新のiPhone12シリーズはもちろん、古いiPhoneだとiPhone SE(第1世代)やiPhone 6s、iPhone 6s Plusが対応機種に含まれています。
また、AndroidスマートフォンはauオリジナルモデルQua phone QZやGoogle Pixel 5、Galaxy Note20 Ultra 5G SCG06、Xperia 5 II SOG02、moto g6 plus(XT1926-5)、OPPO Reno3 A(CPH2013)など、幅広いAndroidスマートフォンが対応機種に含まれています。
povo(ポヴォ)の対応機種一覧は下記リンクからチェックできます。
povo1.0を契約する際の注意点・使えなくなるサービス
ナンバーシェア、タブレットデータシェアプラン、タブレットプランds(3年契約)、タブレットプランds(2年契約)、スマホセット割、Qua Stationプラン ds、無線LAN STICKプラン dsはpovoに移行できないため事前に変更・廃止が必要です。
LTEプラン(V)に加入している方は、申し込みページから手続きができないため、受付開始日以降にチャットから問い合わせる必要があります。
その他にキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jpのメールアドレス)、留守番電話サービス、データお預かりサービス(auスマートパス/auスマートパスプレミアムに加入していない場合)が利用できなくなります。
かえトクプログラム、アップグレードプログラムNX、アップグレードプログラムDX、アップグレードプログラムEX、アップグレードプログラムに加入している場合、au Online Shopでは2021年夏以降に特典の利用が可能になります。早期に特典の利用を希望の場合は、事前にau Online Shopでスマートフォンを買い替えた後でpovoへ移行することがおすすめだと案内されています。
povo1.0の提供開始はいつ?
提供開始は2021年3月23日。
povo1.0のメリット
- 条件なしで月間データ容量20GBで月額2,480円(税込2728円)。5Gにも対応
- トッピング形式で自分好みにカスタマイズが可能
- トッピングで24時間データ通信を使い放題にできる
- 新規契約事務手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料すべて無料
- キャリア決済「auかんたん決済」が利用できる
povo1.0メリット①:条件なしで月間データ容量20GBで月額2,480円(税込2728円)。5Gにも対応
povo (ポヴォ)は月間データ容量20GBで月額2,480円(税込2728円)。この料金でauの高品質な5G・4G LTEのネットワークが利用可能です。
5Gは2021年9月14日から提供開始です。
povo1.0メリット②:トッピング形式で自分好みにカスタマイズが可能
povo (ポヴォ)は追加トッピングを利用することで、自分のスタイルに応じたプランにできるのが特徴です。
NTTドコモのahamoみたいに5分以内通話かけ放題がプランに組み込まれていないため、「通話かけ放題」をどうするかも自分で決めることができますし、突発的にデータを大量に使う場合は「データ使い放題 24時間」を利用したりできるなど、自由度は高いです。
この自由度の高さは、povo(ポヴォ)の大きなメリットです。
povo1.0メリット③:トッピングで24時間データ通信を使い放題にできる
povo(ポヴォ)には、申し込みから24時間データ容量が使い放題になる「データ使い放題24時間」というトッピングを利用できます。
「仕事やプライベートてなどで一日だけガッツリとデータ通信をしたい」みたいなときにめちゃくちゃ便利なトッピングです。
こういったオプションはahamoやLINEMOにはないので、povo(ポヴォ)だけの強みです。
povo1.0のメリット④:新規契約事務手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料すべて無料
povo(ポヴォ)は、新規契約事務手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料がすべて無料です。これまで必要だった事務手数料が無料になって、少しでも安く契約できるのはメリットです。
povo1.0のメリット⑤:キャリア決済「auかんたん決済」が利用できる
povo(ポヴォ)はキャリア決済「auかんたん決済」を利用できます。
auかんたん決済で現在支払い中のものはpovoでも継続して支払えるので、auから乗り換える方でも安心して乗り換えることができます。
povo1.0のメリット⑥:eSIM対応
povo(ポヴォ)はeSIMに対応してます。eSIMは新規とMNP(他社からの乗りかえ)に対応しています。
eSIMだとこれまでのようにSIMカードを差し替えたりする必要もなくなるので、eSIM対応スマホを利用することで乗り換えがより便利になります。
povo1.0のデメリット
- キャリアメールが使えない
- 手続きはすべてオンライン
- 家族割り等の割引がない
povo1.0のデメリット①:キャリアメールが使えない
povo(ポヴォ)は、キャリアメール非対応のため、auメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)が使えません。
auメールを使っている方は、Gmailやヤフーメールなど他のサービスで代用する必要があります。
povo1.0の②:手続きはすべてオンライン
povo(ポヴォ)の申込み・手続きは全て「povo」専用サイトから申し込む必要があります。
すべてオンラインでやらないといけないので、慣れていない方は注意が必要です。
povo1.0の③:家族割り等の割引がない
povo(ポヴォ)は従来のプランにあったような光回線のセット割りや家族割などによる料金の割引はありません。
povo1.0ののメリット・デメリットまとめ:デメリットほぼなし
最後にpovo1.0ののメリット・デメリットをもう一度まとめます。
- 条件なしで月間データ容量20GBで月額2,480円(税込2728円)。5Gにも対応
- トッピング形式で自分好みにカスタマイズが可能
- トッピングで24時間データ通信を使い放題にできる
- 新規契約事務手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料すべて無料
- キャリア決済「auかんたん決済」が利用できる
- eSIM対応
- キャリアメールが使えない
- 手続きはすべてオンライン
- 家族割り等の割引がない
こんな感じです。
povo1.0ののデメリットとして上げた
- キャリアメールが使えない
- 手続きはすべてオンライン
- 家族割り等の割引がない
これはぶっちゃけ、デメリットとしてはめちゃくちゃ弱いです。
キャリアメールは、Gmailやヤフーメールで代用できます。
手続きはすべてオンラインというのはむしろ喜ばしいことです。店舗で長時間待たされたりすることなく、スマホやパソコンを使って自分が好きな時間・タイミングで手続きできることを考えればデメリットになりません。
家族割り等の割引がないということに関しては、povo1.0のはそのままの料金でかなり安いため、これもデメリットとしては弱いです。
povo1.0は記事更新時点では、NTTドコモのahamoやソフトバンクのLINEMOと同様に弱点がかなり少ない料金プランだと思います。
自分好みにカスタマイズできるので、povo1.0に魅力を感じる方も結構いるかもしれませんね