楽天モバイルが2020年4月8日からサービス提供を開始している「Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット)」。
- 料金は最大月額3,278円
- ワンプランですべての人に対応できる
- データ使い放題、通話し放題
と非常に魅力的なサービス内容となっているため、「Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット)が気になっている」という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために本記事では
- 楽天モバイル 楽天アンリミットのレビュー
- 楽天モバイル 楽天アンリミットのメリット・デメリット
を書いています。
楽天アンリミットが気になっている方・契約を迷っている方の参考になると嬉しいです。
楽天モバイル 楽天アンリミットレビュー
ここからは楽天モバイル 楽天アンリミットを実際に使って感じたことを正直に書いていきます。
ちなみに住んでいる場所は楽天回線エリア内です。
楽天モバイルの通信速度は結構快適
まず通信速度に関してです。下にスピードテストを結果の画像を貼り付けておきますが、30Mbpsぐらいが結構安定して出ます。70Mbpsぐらいの速度がでることもあり、通信速度に関しては結構満足しています。今後も速度が落ちないのであればかなり使えると思いました。
5Gに関してはエリア外なので試せていません。
場所によって電波の状況が悪くなる
建物内など、場所によって電波の状況が非常に悪くなることがあります。
とあるアミューズメント施設に行ったときに、電波をみたらまったくない状態で、使い物にならない状態でした。
ahamoやLINMOのSIMを入れたスマホではこういったことはなかったので、「大手3キャリアと比べると、まだまだ通信品質には不安が残るな」といった印象です。
楽天モバイル 楽天アンリミットは完成度が高い料金プラン
楽天アンリミットはワンプランで無制限まで対応できる料金プランになっており、料金プランとしての完成度の高さはすごいと思います。
他のキャリアの料金プランだとデータ容量を変えるのに手続きが必要だったりする場合が大半ですし、プラン変更も翌月から適用となってしまうため楽天アンリミットほどの柔軟性はありません。
Rakuten UN-LIMIT VII
データ容量 | 月額料金 |
1GB〜3GB | 1,078円 |
3GB〜20GB | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
2022年7月1日開始予定のRakuten UN-LIMIT VIIでは、月1GBまでなら0円がなくなります。0円で使える可能性があるというのが、楽天モバイルの大きな魅力の1つだったので、この変更な残念ポイントです。
Rakuten Linkアプリで電話をするのが面倒
国内通話かけ放題になるのはRakuten Linkアプリを利用したときだけなので、通話をするときはRakuten Linkアプリが必須になります。
間違えて標準の電話アプリで電話をしてしまうと通話料がかかってしまうことになるので、通話する際にそこを注意しないといけないのはちょっと面倒だなと思いました。
Rakuten Linkアプリの通話品質が微妙
Rakuten Linkアプリを利用することで国内通話かけ放題になるのは嬉しいところなんですが、通話品質としては個人的には微妙な印象です。何度か通話していますが、安定感がなく、途切れることもちょくちょくある感じです。
ぶっちゃけあまりRakuten Linkアプリの通話品質に関しては期待しないほうがいいです。
my 楽天モバイルアプリ、Rakuten Linkアプリの使用感は普通
楽天モバイル関連アプリの使い心地としては特に不満はありません。普通です。
my 楽天モバイルアプリでは、今月のデータ利用量や支払金額、データ高速モードのオンオフ、楽天ポイントの保有量の確認、スピードテスト、サービスエリア情報など、いろいろな情報をチェックできます。それぞれの情報も見やすいです。
Rakuten Linkアプリではチャットと通話でできますが、これまで普通に通話をしたり、LINEなどを使ってきた人であれば戸惑うことなく使えます。
楽天モバイル 楽天アンリミットのデメリット
私が思う楽天モバイル 楽天アンリミットのデメリットは以下のとおり。
- 楽天回線エリア内でないとデータ使い放題ではない
- 専用アプリを利用しないと通話し放題にならない
それぞれ詳しく解説していきます。
デメリット①:楽天回線エリア内でないとデータ使い放題ではない
楽天モバイルのサービスはまだ始まって間もないこともあり、全国どこでも楽天回線エリアの範囲内というわけではありません。
東京・名古屋・大阪・福岡など大きい都市はそれなりに使えますが、それ以外の地域には関してはまだまだといった印象です。
楽天回線エリア内でないとデータ使い放題ではないこともあり、現状エリア外に住んでいる方の場合は魅力はほぼありません。
ちなみにパートナー回線エリア(楽天回線エリア外)だとデータ通信月5GBまで利用可能です。5GBを超えた場合は最大1Mbpsで通信可能です。5GBがめちゃくちゃ少ないとはいいませんが、データ使い放題と比較するとやはり物足りません。
デメリット②:専用アプリを利用しないと通話し放題にならない
国内通話かけ放題になるのはRakuten Linkアプリを利用したときだけです。通常の電話アプリで通話をすると通話し放題にはならないので注意が必要です。
他のスマホ料金プランでも、専用アプリを使うと電話料金が安くなるみたいなのはありますが、電話する際にアプリを気をつけないといけないのは意外と面倒なので、専用アプリを利用しないと通話し放題にならないというのはデメリットになると思います。
楽天モバイル 楽天アンリミットのメリット
私が思う楽天モバイル 楽天アンリミットのメリットは以下のとおりです。
- ワンプランですべての人に対応
- 楽天メールが無料で使える
- 楽天回線エリアであればデータ使い放題
- Rakuten Linkアプリを利用すれば国内通話かけ放題
- 海外指定66の国と地域でデータ通信が月2GBまで使える
- 楽天市場での買い物時にポイントがお得になる
- iPhoneに対応
それぞれ詳しく解説していきます。
メリット①:ワンプランですべての人に対応
楽天アンリミットは料金プランがワンプランながら、少ないデータ容量しか使わない人から無制限にデータ容量を使いたい人まで、すべての人に対応できるプランになっています。
この対応力が高いスマホ料金プラン楽天アンリミットは、楽天モバイル大きなメリットです。
Rakuten UN-LIMIT VII
データ容量 | 月額料金 |
1GB〜3GB | 1,078円 |
3GB〜20GB | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
メリット②:楽天メールが無料で使える
楽天アンリミットの契約者は、コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」内で、楽天モバイル独自ドメインのメールサービスを無料で利用できる「楽天メール」を、2022年7月1日より利用できるようになります。
楽天モバイルでキャリアメールを使いたいと思っていた方にとってには、メリットになります。
メリット③:楽天回線エリアであればデータ使い放題
楽天アンリミットは、楽天回線エリア内であればデータ通信が使い放題となっており、データ容量を気にせずに使えます。
「あとこれだけ使ったら速度制限かかるし、ちょっと我慢しよう」みたいなのがなくなるので、スマホを家でも外出先でも思いっきり使うことができます。
楽天回線エリア内に住んでいる人であれば、データ使い放題というだけでも楽天モバイルを利用するメリットは十分あると思います。
メリット④:Rakuten Linkアプリを利用すれば国内通話かけ放題
Rakuten Linkアプリという専用アプリを利用すれば、国内通話を無料(一部対象外番号あり)でかけることができます。Rakuten Linkアプリ利用しないで通話してしまった場合は、22円/30秒の通話量がかかってしまうので注意が必要。
最近はLINEで通話することも多いとは思いますが、とはいえ普通に電話かけることもあると思うので、国内通話かけ放題があるのは非常に便利です。
メリット⑤:海外指定66の国と地域でデータ通信が月2GBまで使える
海外指定66の国と地域であれば使えます。
海外だと日本国内とは別にデータ通信が月2GBまで利用できます。2GB超過後は最大128kbpsになります。
海外に行かない人にとっては無駄なサービスかもしれませんが、いつ海外に行くになるかわからないですからね。使う使わない関係なく、楽天アンリミットにはこういったサービス内容が含まれているということを覚えておきましょう。
海外指定66の国と地域(2020年3月3日時点)
アイスランド、アイルランド、アメリカ(ハワイ)、アメリカ本土、アンドラ、イギリス、イタリア、インド、インドネシア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、カンボジア、韓国、キプロス、ギリシャ、グアドループ、グアム、クロアチア、サイパン、ジブラルタル、シンガポール、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、デンマーク、ドイツ、トルコ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィリピン、フィンランド、ブラジル、フランス、フランス領ギアナ、ブルガリア、ベトナム、ペルー、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マカオ、マルタ、マルティニーク、マレーシア、南アフリカ、ミャンマー、メキシコ、モロッコ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、レユニオン、ロシア
メリット⑥:楽天市場での買い物時にポイントがお得になる
2022年7月1日開始のRakuten UN-LIMIT VIIでは、楽天市場での買い物のポイントが最大で6倍になります。
楽天市場でよくお買い物をする人にとっては、メリットになります。
メリット⑦:iPhoneに対応
「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」「iPhone 12」「iPhone 12 mini」など、楽天モバイルも正式にiPhoneの取り扱いがスタートしています。
他の大手キャリアと同じようにしっかりとiPhoneに対応しているのはメリットです。
楽天モバイル 楽天アンリミットレビューまとめ
本記事では、楽天モバイル 楽天アンリミットのレビューを書きました。
最後にもう一度楽天モバイル 楽天アンリミットのメリット・デメリットをまとめます。
- 楽天回線エリア内でないとデータ使い放題ではない
- Rakuten Linkアプリで電話をするのが面倒
- Rakuten Linkアプリの通話品質が微妙
- ワンプランですべての人に対応
- 楽天メールが無料で使える
- 楽天回線エリアであればデータ使い放題
- Rakuten Linkアプリを利用すれば国内通話かけ放題
- 海外指定66の国と地域でデータ通信が月2GBまで使える
- 楽天市場での買い物時にポイントがお得になる
- iPhoneに対応
楽天モバイル 楽天アンリミットは、最大月額3,278円で楽天回線エリアであればデータ使い放題、Rakuten Linkアプリを利用すれば国内通話かけ放題という非常に魅力的な料金プランとなっています。
現状、通信品質という意味ではまだまだ不安な部分が多いですが、通信品質がもっと向上してきたときには、かなり魅力の的なスマホ料金プランになると思います。
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